会社からお金を借りる|3つの制度と利用する際の注意点

しぶしげ
しぶしげ

会社からもお金を借りる事が出来るって話を聞いたんだけど、僕みたいなアルバイトでも借りれるのかな?

ゼニット
ゼニット

アルバイトでも借りれる制度はあるので、今回は会社からお金を借りる方法について見てみるんだゼニ。

会社からお金を借りる事はできるの?

労働基準法には、非常時に雇用者に対して、給料日前であっても働いた分の賃金は支払わなければならない、という規定があります。

労働基準法第25条では、労働者が、出産、疾病、災害等の非常の場合の費用に充てるために請求する場合は、賃金支払期日前であっても、使用者は、既に行われた労働に対する賃金を支払わなければならないと定められています。

※厚生労働省『労働基準法第25条(非常時払い)について』より引用

福利厚生サービスの一環として、従業員が会社からお金を借りられる制度を用意している会社もあります。

内容はアナタのお勤めの会社の定めた規定によって異なりますので、詳しくは経理担当者等に確認してみましょう。

会社からお金を借りられる3つの制度

以下、会社からお金を借りる3つの制度についてご紹介します。

  • 従業員貸付制度
  • 前給制度
  • 給料の前借り

従業員貸付制度で会社からお金を借りる

資金力のある大きな会社では取り入れている事が多い社内の福祉サービスです。

従業員貸付制度は会社の福利厚生の一環として用意されているもの。

 

金利も銀行などより低く国税庁により下記の通り決まっています。

  • 平成22年から25年中に貸付けを行ったもの4.3%
  • 平成26年中に貸付けを行ったもの1.9%
  • 平成27年から28年中に貸付けを行ったもの1.8%
  • 平成29年中に貸付けを行ったもの1.7%
  • 平成30年~令和2年中に貸付けを行ったもの1.6%
  • 令和3年中に貸付けを行ったもの1.0%
しぶしげ
しぶしげ

あれ?福利厚生費なのに金利がつくの?

ゼニット
ゼニット

金額が大きくなると贈与税が絡むから、金利は必要なんだゼニ!

借り入れできる金額は会社の規定により異なります、10万円〜100万円の間が多く、給料や従業年数により上限が変わることも。

残念ながら、パートやアルバイトの方への融資を行っている会社はほとんどなく、正社員しか利用できない事が多いです。

ゼニット
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正社員であっても、勤続年数によっては借りられない事もあるから注意な!

また、利用できる用途が決まっており、遊興費や借金の返済では利用不可とする会社が多いでしょう。

一般的に、従業員貸付制度の用途については会社の規定で定められています。よくある用途としては下記のようなものがあります。

  • 病気や怪我による入院費用
  • 出産費用
  • 地震や洪水などの災害に対応する費用
  • 冠婚葬祭でお金が必要
  • 引越し費用
  • 子供の入学費用、修学費用
  • 生活費

従業員貸付制度の返済は「給料からの天引き」「賞与払い」「退職金払い」などになります。

注意しないといけないのは、返済を滞納すると社内での評価が下がってしまい、昇進に響く事もあります。

前給制度で会社からお金を借りる

前給制度とは、給料日前までに「既に働いた日数分の賃金」を受け取ることができる制度です。

ただ、給料の管理に手間がかかる事から、前給制度のシステム自体を、取り入れていない会社も多いです。

が、利用できる会社では、従業員貸付制度とは違いパートやアルバイトでも利用できる会社が多いです。

前給制度利用時の注意点としては、月ごとに勤続日数が0にリセットされること。

申込日が1日の場合には勤続日数が0日になってしまい、借り入れができなくなる事もあります。

当然ですが前給制度を利用すると、給料日には前給で受け取った金額との差額が振り込まれることとなります。

そのため生活が苦しくなるので、借り入れる金額は計画的に行わなければなりません。

なお、この前給制度で手数料がかかる場合、カードローンの方がお得になる場合もありますので覚えておきましょう。

前給制度の手数料は会社によって無料のところもあれば数百円から高くて800円程度と異なります。
カードローンの金利は、例えば年利18%の場合で1万円借りて翌月返済すれば150円の利息で済むので、こちらを利用した方が負担が少ないのです。
しぶしげ
しぶしげ

前給制度の手数料は要チェックだね。カードローンの金利も金額によって金利が変わるよ。

給料の前借りで会社からお金を借りる

前給制度とよく間違われるのが、給料の前借りです。

給料の前借りは、これから発生する予定の給料を会社からお金を借りる制度です。

この制度は、前借りをした従業員が、そのまま退職をしてしまうと、会社に不利益になってしまうこともあり、あまりよくは思われません。

ゼニット
ゼニット

なので近年では、前給制度を取り入れる企業が徐々に増えてるんだゼニ。

また、借り入れた次月の給料は差額が振り込まれるので、生活が苦しくなり、給料の前借りの前借りと、借り癖がついてしまう恐れもあります。

ゼニット
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給料の前借りは労働基準法に引っかかる恐れもあり、この制度自体がない会社もあるみたいだゼニ。

会社からお金を借りるのが難しければ上司や同僚を頼る?

会社からの借り入れが出来なかった時には、上司や同僚にお願いしてみるという選択肢も無いわけではありません。

ですが、個人間での金銭の貸し借りは問題が発生する事も多く、会社側もあまりよくは思っていません。中には就業規則で、金銭の貸し借りを禁止している会社もあるくらいですので慎重に。

ただ、小さな会社や個人店舗なら、社員同士ではなく社長や店長に相談することで、もしかしたらポケットマネーから貸してくれる、なんて事があるかもしれません。

同じ職場で働く人への借金の依頼は今後のアナタの立場にも大きく影響する可能性があるので、くれぐれも注意しましょう。

会社からお金を借りる時の注意

借りられるかどうかは会社の規定による

会社からお金を借りる場合は、消費者金融のように信用情報機関を通すわけではありませんが、通常会社ごとに規定があり目的や限度額、金利などが定められています。

アナタの希望するお金が借りられるか、まずは会社の規定を確認してみましょう。

中には人事の人物評定等で、借りれる金額が決まる事もあります。

ゼニット
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人物評定が悪ければ、融資を断られる事もあるんだゼニ!

社内で知られる恐れ

借金というのはあまり人には知られたくないものですが、社内のことですからちょっとしたことから同僚や上司にも知られる恐れがあります。

転職時には一括返金

転職する際に会社から借りたお金を完済できていなければ、一括での返金が求められます。

もしも転職を検討しているなら会社からの借り入れは控えた方が良さそうです。

ゼニット
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転職するなら借金を完済してからにするんだゼニ!

会社からお金を借りる事が出来ない場合

残念ながら会社からお金を借りる事が出来なかった場合には、他からの借り入れも考えなくてはなりません。

会社以外からの借入先としては以下の方法があります。

自治体などの支援金を活用する

日々の生活に困っているような場合、社会福祉協議会などの支援金を利用するという方法もあります。お住まいの地域の社会福祉協議会に相談することでお金を借りる選択肢が広がるかもしれません。

カードローン

一番早く、誰にも知られず借り入れが行えるのがカードローンです。会社から借りられる程度の金額なら、ほとんどの方が融資可能のはず。

短期で返せるなら、金利がかからなかったり、会社の前給制度よりお得になる場合もあり、借りすぎに注意すれば、返済も楽に出来ます。

ゼニット
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利用は計画的にな!

銀行ローン

銀行から借り入れができるなら、カードローンよりも金利が安くお得でしょう

ただ、審査が厳しく、借り入れには保証人も必要になってくるので、少々手間がかかります

また、カードローンのように、申し込んだその日に借り入れが出来ない、というデメリットもあります。

しぶしげ
しぶしげ

ん〜そろそろ、どっかに入社して従業員貸付制度が、借りれるようにしようかな!

ゼニット
ゼニット

え?そのために入社すんのか?!

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