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財布無くしたときの見つけ方!見つかる具体的な手順とは?

財布無くしたときの見つけ方 Q&A

財布を無くしてしまいました。見つけ方が分からないのですが、まずどうすれば良いですか?

財布を無くした際には、冷静になってやるべきことが複数あります。財布の見つけ方や、まずやるべきことを解説しますね。

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財布を無くしたときの見つけ方

財布を無くしてしまった場合でも、見つけ方は様々あります。

なるべく早く財布を見つけるための注意点や対処法をご紹介します。

焦りは禁物!まずは落ち着く

うっかり財布を手元から紛失してしまった場合、まずは冷静になりましょう。

財布には免許などが入っているため焦る気持ちもよく理解できますが、落ち着かなければ次のステップへ進めません。一度冷静になれば、意外と身近なところで財布を見つけられる可能性も。とにかく一度、頭と心をクリアにしましょう。

行動の記憶をたどる

財布を紛失した場合、行動の記憶をたどってください。

どこまで財布があったか思い出し、紛失した可能性が高い場所にもう一度戻ってみるなど、選択肢はたくさんあります。

財布を無くした場所やタイミングをなんとなく思い出せば、盗難なのか落としたのか、紛失原因も把握できるはず。

心当たりの場所を確認

心当たりのある場所を確認する手段も、財布を無くしたときには得策です。

具体的に以下のような場所・物をチェクすると、財布が見つかる確率がぐんと上がるはず。

  • 最後に立ち寄った店
  • 通った道
  • 電車などの交通機関
  • 上着の中身
  • 家の中

自宅に近い場所にいる場合は一度自宅に戻って、財布を置き忘れていないか確認しても良いでしょう。

高校生や大学生通勤で電車を使うので、電車で財布を落とす可能性が高いでしょう。交通機関に問い合わせる際には、最寄り駅に直接出向いても良いですが、電話で確認する手段を選択しても構いません。電話で財布の有無を問い合わせる場合は、財布の特徴を具体的に伝えましょう。

  • 大きさ

上記のような特徴をなるべく正確に伝えれば、探す側も探しやすくなるでしょう。

警察に届ける

どこを探しても財布が見つからない場合は、警察に遺失届を出しましょう。届出を提出すれば、もし財布が見つかった場合、交番が落とし物として保管した上で連絡がきます。

交番では、一定の期間落とし物や忘れ物を預かってくれるケースが多数。財布の中のクレジットカードなどを抜かれた場合にも、遺失届の受理番号が分かっていればスムーズに手続きが可能。

路上で落とした可能性が高い場合は、特にスピーディーに警察へ出向きましょう。遺失届があれば、警察署で保管している物件と遺失届の情報を照会して対応してくれます。

財布を無くしたときにすべきこと

財布を無くしてすぐに見つからない場合は、まず届け出を提出しましょう。

財布には、個人情報が記載された様々な貴重品が入っているはず。

各項目ごとに、どのような連絡をすれば良いか解説します。

クレジットカードの利用停止

まずはカード会社のカスタマーセンターに電話して、クレジットカードを利用停止してもらいましょう。

利用停止してもらったら、クレジットカードが不正利用されていないか、利用明細をチェックしてください。不正利用が発見された場合はカード会社に連絡し、担当者に速やかに伝達しましょう。

財布を無くしてカード会社に連絡した場合、カード再発行を依頼してもOK。

再発行後には、以下の点に注意してください。

  • 新しいカードが到着するまで時間が必要(2週間程度)
  • カード番号が変わる

財布を無くしてクレジットカード利用停止を怠ると、大金を不正利用される可能性が高く、高リスク。カードを不正利用されれば更に絶望的な気持ちになるので、速やかにカード会社に連絡することを忘れずに。

銀行のキャッシュカードの利用停止

財布を落としたら、金融機関に連絡してキャッシュカードの利用停止を依頼しましょう。

キャッシュカード紛失時に金融機関に連絡すれば、預金を勝手に悪用されても、金融機関への被害額請求が可能。

金融機関に被害額を請求するには、一定の条件を満たす必要がありますが、きちんと連絡を入れていれば、被害を極力抑えることができます。

同時にキャッシュカード再発行も依頼しましょう。キャッシュカードを再発行した場合、手数料が発生しますが、口座番号は変更されません。郵送で再発行手続きが完了するケースもあるので、利用している金融機関に冷静に相談しましょう。

電子マネーの利用停止

財布を無くした際には、nanacoなどの電子マネーの利用停止手続きを速やかに行ってください。

各社に連絡して利用停止をしてもらい、再発行も依頼しましょう。電子マネー再発行には、本人確認書類の提出を求められるケースが多数。免許証など、身分証明書となるデータを、手元に用意してください。

クレジットカードと電子マネーが一体化しているSuicaやEdyは、特にスピーディーに利用停止手続きをしてもらう必要があります。一体化型電子マネーは、残高が一定額以下になると自動的に引き落とされてしまうため、被害額が高額になるリスクが発生。

電子マネーを利用している人は、なるべく素早い対応をしましょう。

運転免許証の遺失届け

運転免許証を持っている人が財布を落とした場合、運転免許証の遺失届を提出しましょう。免許証の遺失届を出したら、迅速に再発行手続きを進めてください。

免許がなければ、運転できないので、再発行しなければ不便な生活を送ることに。

運転免許証再発行手続きは、以下の場所で可能。

  • 警察署
  • 運転免許センター
  • 運転免許試験場

運転免許証再発行手続き受付時間は、基本的に、平日9時~12時・13時~17時までとされています。手続き自体はその日のうちに終了しますが、遅い時間の手続きだと翌日以降の再発行になるので、早い時間帯の手続きがおすすめ。

東京都警視庁では、以下の人を対象に免許証再交付を行っています。

  • 運転免許証の有効期間があり、住所が東京都内の方
  • 運転免許証を遺失、盗難、汚損、破損された方
  • 運転免許証の裏面に記載されている内容を表面に表示をしたい方(すでに住所、氏名を変更している方、旧姓を表記している方、又は運転免許の条件を変更した方)
  • これから氏名、住所を変更する方、旧姓を表記する方、又は運転免許の条件を変更するにあたって、変更内容を表面に表示をしたい方
  • 現在表示されている写真を変更したい方
  • 有効期間の末日の元号を変更したい方
  • 臓器提供の意思表示欄を変更したい方
  • 旧姓を削除したい方

運転免許証の再交付手続きができる場所は、以下のとおり。

東京都在住で財布と共に運転免許証を紛失した人は、参考にしてください。

マイナンバーカードの機能停止

財布を落としてしまったら、マイナンバーカードの機能停止手続きをしましょう。

機能停止手続きをするためには、マイナンバー総合フリーダイヤルへ電話してください。マイナンバー総合フリーダイヤルの電話番号は、0120-95-0178です。

機能停止依頼完了後の手順は、以下のとおり。

  • 警察に遺失届を出し、受理番号を確保
  • 自分が住んでいる市区町村に届出提出
  • マイナンバーカード再発行手続き

マイナンバーカードには、様々な個人情報が登録されています。悪用を防ぐためにも、手続きは迅速に済ませましょう。

健康保険証の遺失届け

財布を無くした際には、健康保険証の遺失届を提出する必要があります。

健康保険証遺失届を提出する場合、以下の書類が必要です。

  • 健康保険被保険者証再交付申請書
  • 健康保険高齢受給者証再交付申請書

全国健康保険協会のホームページにて、PDF形式で書類をダウンロードすることが可能。

書類が受理されれば、保険証の再発行が行われます。

例えば東京都中野区では、国民健康保険加入者を対象に区役所や地域事務所で、保険証の再交付制度を設けています。

メールでの申請はできないので、電話で問い合わせましょう。電話で説明を聞く際には、必要書類や注意事項を手元にメモしてください。

利用停止は警察署の管轄で、区役所や地域事務所の対応はあくまでも再交付であることに注意が必要です。

中野区にお住まいの方で保険証再交付を希望する方は、まず保険証の遺失届を提出してからにしましょう。

メンバーズカード等の利用停止

落とした財布にレンタルビデオ店のメンバーズカードなどが入っている場合も、各サービスに連絡して、カード利用を停止してもらいましょう。

dカードなど、ポイントカードの場合も同様です。

メンバーズカードのなかには、クレジット機能が付与されているケースもあるので、悪用を防ぐために速やかに利用停止する必要があります。

利用停止依頼が完了したら、再発行手続きを進めましょう。再発行の手順は各サービスごとに異なるため、ホームぺージで確認してください。

財布が見つかる確率はどれくらい?

様々な物品が遺失物として取り扱われていますが、財布が見つかる確率は比較的高いといえるでしょう。

警視庁のホームページでは、遺失物の受理状況や拾得状況データを公開しています。警視庁が公開しているデータを参考に、財布が見つかる確率や遺失物の取り扱い状況を確認しましょう。

拾得届で受理された現金は33億円超

拾得届では、現金も受理されており、その金額は令和3年1年間で33億円を超しています。

令和3年の年間拾得件数と拾得物に含まれる現金額などのデータは、以下のとおり。

区分 令和3年(年間)
拾得件数 2,817,203件
現金 3,379,624,645円
物品点数 3,019,742点

参考:警視庁遺失物取扱状況

280万点以上の物品と33億円もの大金が拾得されていることがデータから分かります。

財布は拾得物の上位№3

警視庁のデータによると、令和3年の年間拾得物上位ランキングで、財布は第3位となっています。

取得物全体に占める財布の割合は、8.8%とそこまで高くないですが、数量にすると265,553点と大きな数字に。遺失届が出された現金は、60億円を超えています。

多くの人が財布を無くし、かなりの金額を遺失物として届け出提出していることが分かりますね。

参考:警視庁 「物品の上位5品目」「遺失届の受理状況」

財布類の拾得届点数と遺失届点数の割合は?

財布類の拾得届点数と、遺失届点数の割合は、ほぼ同じくらいです。

令和3年の1年間における財布類の拾得点数と遺失届点数のデータは、以下のとおり。

取得届点数 265,533
遺失届点数 277,604

参考:警視庁 「主な物品の受理点数」

27万点以上もの財布が遺失物として届け出提出されていますが、26万点以上が拾得されています。上記のデータから、財布を無くしても見つかる期待はもてるといえるでしょう。速やかに各届け出を提出して、手続きをすれば、見つかる確率はぐんと高くなります。

無くした財布が見つかったらやること

財布を落として、運良く見つかった場合は、やらなくてはいけないことがいくつかあります。

財布を見つけた際に速やかに行いたい行動を確認しましょう。

警察への遺失届取り下げ

財布を見つけた際には、まずは警察に提出した遺失届を取り下げましょう。

遺失届を提出せず財布を使用していると、本人のものと証明されていない限り、窃盗と判断されるリスクが。

遺失届取り下げや財布受取りには本人確認書類が必要ですが、落とした財布の中に本人確認書類が入っている場合は、持参する必要はありません。

自分に対するリスクや警察にかかる負担を考慮して、遺失物取り下げは早めに行いましょう。

利用停止の解除等

無事財布が見つかったら、財布を無くした際に利用停止したカード類の利用停止を、解除してください。

もしカード再発行をしている場合は、古いカードは処分しましょう。

返還が必要なカードの処理

無くした財布が見つかった場合、運転免許証など返還が必要なカードの処理も忘れずに。

再発行前の免許証を返還する行為は、道路交通法で定められています。新しい免許証があるにも関わらず古い免許を所有していると、法に反するリスクが。返還手続きは、忘れずに行いましょう。

再発行したカード類の整理

財布が見つかった場合、再発行したカード類と古いカード類が混ざらないよう、古いカード類は処分しましょう。

ハサミで切ったり、シュレッダーで処理して捨てれば、カード類の整理だけでなく、個人情報の保護にもつながります。

カードのデザインによっては新旧が分かりにくい場合もありますので、カードに記載された利用期限などをきちんと確認してから処分してください。

財布を無くして急ぎでお金が必要なときの対処法

現金が入った財布を無くした場合でも、対処法はたくさん。

財布を落としてお金に困っている人のために、すぐにできる金策を解説します。

身内や友人に相談する

財布を無くしてお金に困ってしまった場合、早めに誰かに相談しましょう。

家族と暮らしている場合は家族でも良いですし、近くに友人がいる場合は、友人に相談しても良いでしょう。一緒に財布を探してくれる可能性もありますし、一時的にお金を援助してくれるかもしれません。

1人で抱え込んで、何日も財布が見つかるのを待つ日々は思った以上に孤独です。無理のない範囲で、身近な人に相談して支えになってもらいましょう。

カードローンを利用する

財布を落としたせいで金銭面が大変な場合は、カードローンを利用しても良いでしょう。

カードローンを利用すれば、即日融資で現金を受け取ることが可能。審査時間も短いですし、まとまったお金を短時間で調達できます。

期間内に返済できるならば、カードローンで対処する手段も、良いかもしれません。

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財布を無くして見つけてもらったらお礼はどうする?

無くした財布を誰かに見つけてもらった場合、きちんとお礼をしましょう。

発見者へのお礼は、原則として法律で定められています。

財布を見つけてもらった人に対して、どのようにお礼をすれば良いか確認しましょう。

財布を拾ってもらったらお礼をしよう

財布を拾ってもらった場合、拾ってくれた人に報労金を支払いましょう。

発見者への報労金支払いは、遺失物法第二十八条で定められています。

財布を返還してもらった人は、基本的に財布に入っていた金額の100分の5以上100分の20以下の報労金を支払う義務があります。

報労金を支払う際には、一緒に感謝の気持ちも伝えましょう。

お礼ができない場合もある

財布を拾ってもらってお礼をしたい場合でも、拾得者が警察に個人情報伝達を拒否した場合は、残念ながらお礼できません。

財布を発見した人が報労金を受け取るには、警察に個人情報を伝える必要がありますが、人よっては連絡先を第三者に話すことに抵抗がある場合も。

お礼できない場合は拾得者の気持ちも尊重して、二度と落とし物をしないことを強く誓いましょう。

財布をなくしたら絶望する前に対処を!

財布を無くした場合、絶望的になって焦る気持ちもよく分かります。

しかし、まずはやらなくてはいけないことがたくさん。

冷静さを欠いて個人情報を悪用されたり、カードを不正利用されることだけは絶対に避けたいですよね。財布を無くす人も多いですが、見つかる確率も思っている以上に高いです。

自分がやるべき行動と必要な手続きを速やかに確認し、もし誰かが財布を見つけてくれた場合はきちんとお礼をしましょう。