PR

ご祝儀が払えないときの10の対処法と恥をかかないための基本マナー

ご祝儀が払えないときの10の対処法と恥をかかないための基本マナー お金が払えない

結婚式に招待されたけれど、ご祝儀が払えない。ご祝儀なしや少な目でも参加してもいいかな?それとも、欠席をすべき?

結婚式に参列するのならば、ご祝儀が必要です。でも、安心してください。お金を用意する方法は色々ありますよ。おめでたい日を気持ちよく迎えられるように、今から準備を始めましょう。

PRおすすめの借入先
SMBCモビット
  1. ご祝儀が払えないときにできる10の対処法
    1. 結婚式までに生活費を切り詰める
    2. 親や兄弟に借りる
    3. 不用品を売って現金を用意する
    4. 短期アルバイトで稼ぐ
    5. クレジットカードのキャッシング枠を利用する
    6. カードローンを利用する
    7. 挙式のみ・二次会のみで参加する
    8. ご祝儀とプレゼントの組み合わせにする
    9. 事情を伝えて相談する
    10. 欠席してお祝いを贈る
  2. ご祝儀の相場はいくら?
    1. 結婚披露宴に呼ばれた場合のご祝儀相場
    2. 夫婦で結婚披露宴に呼ばれたときのご祝儀相場
  3. ご祝儀が払えないときのNG対処法
    1. ご祝儀を払わずに結婚式に参加する
    2. 相談なしに相場より少ない額を包む
    3. 出席の返信をせず放置する
    4. 出席返信後のキャンセル・ドタキャン
  4. 結婚式を欠席した場合のお祝いは?
    1. 招待される前に辞退した場合
    2. 招待状を受け取ってから辞退した場合
    3. 出席返信後にキャンセルした場合
  5. 恥をかかないためのご祝儀マナー
    1. ご祝儀は奇数で
    2. 「4」「9」の数字は避ける
    3. 新札を用意する
    4. ご祝儀袋は金額に合わせて選ぶ
    5. ご祝儀は袱紗(ふくさ)やハンカチで包む
    6. ご祝儀を渡すタイミングと渡し方
    7. 「ご祝儀が払えないから欠席」はありかなしか
  6. ご祝儀貧乏にならないためにできること
    1. 結婚式参列でかかる費用を把握しておこう
    2. 結婚ラッシュに備えて貯金しておこう
    3. 場合によっては結婚式の欠席も検討しよう
  7. ご祝儀が払えないと悩まないために日頃から備えておこう

ご祝儀が払えないときにできる10の対処法

ご祝儀が払えない、不義理をして恥をかいてしまう、と諦めるのはまだ早いです。

今すぐ実行できる10の方法を紹介します。

自分に合ったものをいくつか組み合わせ、最小の負担と我慢で新郎新婦を祝いましょう。

結婚式までに生活費を切り詰める

招待状は、結婚式の2~3ヶ月くらい前に届くことが一般的です。この期間に生活費を切り詰め、結婚式のご祝儀を貯めましょう。

以下のような切り詰め方がおすすめです。

  • 音楽や動画などのサブスクを一旦解除
  • コンビニではなくスーパーやドラックストアを利用
  • 自炊する
  • 飲み会や人付き合いは厳選して参加
  • 嗜好品を控える

切り詰めた分だけお金が貯まりますが、極端に食費を削ったり好きなものを我慢したりすると心身の健康を損なってしまいかねません。

無理をし過ぎないように気をつけましょう。

親や兄弟に借りる

親や兄弟に頼れるのならば、頼りましょう。

ご祝儀貧乏の事情を話せば、貸してくれる可能性があります。

借りるときは感謝の気持ちだけでなく、返済計画についてもしっかりと伝えることが大切です。

家族だからこそ、お金の問題をあやふやにしてはいけません。

毎月の返済額や期限などを書面に記し、それを実行することで、信頼関係をより強いものにできます。

借金を断られたとしても、相談することで食料を分けてくれるなど、節約の手助けをしてくれるかもしれません。

親にお金を借りる時はココに注意!贈与税が発生するケースとは?
なにはともあれ、最後に頼りになるのは親だよねぇ〜、車買うとか言って200万円くらい借してくれないかなぁ! 親御さんからでも、まとまったお金借りるとなると税金が絡むこともありますので、要注意です! 親にお金を借りる時は正直に! 何か困った時に...
おばあちゃんにお金を借りる方法|祖母に借りるルールとは?
おばあちゃんにお金を借りる方法に加え、おばあちゃんからお金を借りる注意点をご紹介します。お金を借りるにしても、お小遣いをもらうにしても、絶対に押さえておくべきポイントが存在します。それらをひとつずつ詳しく見ていきましょう。

 

不用品を売って現金を用意する

家に眠っている不用品に、思わぬ値段がつくこともあります。

断捨離にもなってお金が入ってくるんですから、一石二鳥でしょう。

以下のようなものは、フリマサイトや中古業者で需要が高いです。

  • ブランド品
  • ファッション関係・美容関係
  • 子ども用品
  • 推しグッズ・キャラクター用品・アイドルグッズ
  • カー用品
  • 電子機器・家電・ゲーム類
  • 限定品・品薄品

フリマサイトを利用する場合は、写真の撮り方や紹介文の書き方で売り上げが大きく左右されます。

また、すぐ売れるとは限らず、購入希望者とのやり取りに時間がかかる場合もあるでしょう。

中古業者はすぐに査定、買い取りをしてくれるので手間はかかりません。

しかし、フリマサイトに比べて価格は低めです。

短期アルバイトで稼ぐ

スポット派遣や短期アルバイトを利用すれば、空いている時間でお金が稼げます。

簡単な面接と身分証明書の提出だけでスタートでき、即日払いや翌日払いが可能です。

時給はそれほど高くありませんが、働く日を自分で決められます。

本業を持っている人も週末に何回か短期アルバイトで副業をすれば、ご祝儀の額を稼ぐことは十分に可能です。

仕事内容は多岐に渡りますが、工場のライン作業やピッキング、イベントスタッフなど、誰でもできる軽作業ばかりです。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

すぐに現金が必要なとき、クレジットカードのキャッシング枠はとても便利です。

申請から最短数十秒で、お金が振り込まれます。

だだし、誰でも無制限で利用できるものではありません。

キャッシング枠の詳細は、カード会員専用サイトやクレジットカードを受け取ったときの同封書類などで確認できます。

キャッシング枠を設定していない場合は、申し込みが必要です。

手続き方法や審査はクレジット会社によって違うので、よく確認しましょう。

返済方法は手数料を含めた額を翌月一括払いへ返済するタイプや、リボ払いのように毎月一定の元金と利息を返済していくタイプがあります。

自分に合った返済方法を選ぶのが大切ですが、返済が長期化するほど利息が増える点に注意しましょう。

カードローンを利用する

カードローンはクレジットカードのキャッシング枠と似ていますが、現金を借りることに特化しています。

そのため、クレジットカードのキャッシング枠よりも利用可能金額が大きく、金利が低いです。

WEBで申し込めば最短5分程度で審査が完了し、お金を振り込んでもらえます。

返済ペースはカードローン会社の規定の範囲内で決めることができますが、返済が長期化すれば、金利は上がっていくので注意しましょう。

\ 24時間借入可能 /
今すぐお金を借りる

挙式のみ・二次会のみで参加する

挙式参加にはご祝儀が、二次会参加には会費が必要です。

友人のご祝儀の相場は3万円、二次会の会費は5~6千円です。

両方とも参加すれば両方のお金がかかります。

しかし、用事などを理由に片方だけ参加すれば、出席しなかった方のお金はかかりません。

挙式のみよりも二次会のみの方が安く済みますが、二次会が盛り上がると三次会に誘われることもあります。

ご祝儀とプレゼントの組み合わせにする

少ないご祝儀しか用意できない場合、結婚式の後日にプレゼントを贈って埋め合わせする方法もあります。

結婚式までにご祝儀が用意できなくても、後日に収入の当てがある場合におすすめです。

プレゼントを贈る場合に気を付けるポイントは、下記のとおりです。

  • あらかじめプレゼントを贈る旨を伝えて了解を得ておく
  • プレゼントとご祝儀を合わせた額は相場のご祝儀の額とあまり乖離させない
  • 新郎新婦が喜ぶプレゼントを贈る
  • 「ご祝儀なし、プレゼントのみ」にはしない

職場や実家の伝手などで新郎新婦にふさわしいプレゼントを割安で手に入れることができるのならば、さらに出費を抑えられます。

事情を伝えて相談する

新郎新婦との関係性が深い場合、正直に事情を話すこともおすすめです。

「招待はとてもうれしく、祝いたい気持ちがあるけれど、経済事情が厳しいので挙式は出ず、二次会のみ参加したい」などと伝えましょう。

新郎新婦にとってあなたは、結婚式に招待するほど大切な人です。

「少額のご祝儀でも気にしないから来て欲しい」「交通費を補助する」などと言ってもらえる可能性があります。

受け入れてもらえた場合は、ペーパーアイテム作成の手伝いや受け付け、余興、スピーチなど、自分なりの方法で結婚式に貢献できることがないかも聞いてみましょう。

欠席してお祝いを贈る

ご祝儀の都合がどうしてもつかなかったり、新郎新婦とそこまで親しい間柄ではなかったりするのならば、用事を口実に欠席する選択肢もあります。

欠席すればご祝儀だけでなく、交通費や衣装代などもかかりません。

欠席の意思は早めに伝え、お祝いを贈るのがマナーです。

欠席する理由を「ご祝儀が払えないから」と言わないことはもちろん、あまり詳細にな話さないほうが無難でしょう。

新郎新婦が「自分たちの結婚式は、そんなことよりも優先度が低いのか?」と感じる可能性があります。

ご祝儀の相場はいくら?

ご祝儀の相場は、新郎新婦と同等の立場ならば3万円が相場です。

自分が目上の場合は、金額が高くなります。

親戚関係のご祝儀は一般的な相場とは別に、親戚間の決まりがある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

結婚披露宴に呼ばれた場合のご祝儀相場

披露宴のご祝儀の相場は、新郎新婦との関係性によって異なります。

新郎新婦との関係 ご祝儀の相場
兄弟姉妹 5~6万円
叔父・伯母 7~8万円
従兄弟・従姉妹 3~5万円
上司 3~5万円
友人・同僚・取引先など 3万円

新郎新婦よりも目上だったり、親戚関係の場合はご祝儀の額が高くなる傾向があります。

友人や同等の関係の場合は、3万円が一般的なご祝儀の額です。

夫婦で結婚披露宴に呼ばれたときのご祝儀相場

夫婦で披露宴に呼ばれた場合、1人で出席する場合の1.5から2倍程度のご祝儀を渡すのが一般的です。

新郎新婦との関係 ご祝儀の相場
兄弟姉妹 7~10万円
叔父・伯母 10~15万円
従兄弟・従姉妹 5~10万円
上司 5~10万円
友人・同僚・取引先など 5~7万円

夫婦だけでなく子ども連れで出席し、食事を用意してもらう場合は1人につき5千円から1万円を上乗せします。

ご祝儀が払えないときのNG対処法

ご祝儀が払えない場合、マナー違反に気を付けてください。信用を失ったり、今度の関係にヒビが入ったりしかねません。

「分かってくれるだろう」「これくらいいいだろう」という甘えは禁物です。自分自身の今後の評価に関わってきます。

ご祝儀を払わずに結婚式に参加する

特殊なケースを除き、ご祝儀を払わないで結婚式に参加するのはマナー違反になります。

一般的な結婚式の参列者のための食事や引き出物は、1人当たり2万円~3万円です。

ご祝儀を払わずに結婚式に参加すれば、これらの金額がすべて新郎新婦の負担になります。

ご祝儀を払えない深刻な事情を抱えていたとしても、新郎新婦にとっては今後の付き合いを考えるような事態です。

ご祝儀を全く払えないのならば、結婚式は欠席をしましょう。

相談なしに相場より少ない額を包む

事前に何も伝えずに相場よりも少ないご祝儀を包むのも、マナー違反です。

常識がない人だと思われてしまいかねません。

あらかじめ相談をすれば、少ないご祝儀でも「来てくれてありがとう」と言ってもらえるケースは多いです。

親しい仲だからこそ、「こっちの事情は言わなくても分かってくれるだろう」と考えてはいけません。

結婚を祝い、今後も良い関係を続けるためには礼儀とマナーが必要です。

出席の返信をせず放置する

結婚式の招待状の返信は挙式の1ヶ月前くらいが期限ですが、できるだけ早く返信するのがマナーです。

「参加したいけれど、お金がないし…」などと考えているうちに返信期限を過ぎてしまわないようにしましょう。

いつまでも返信をしないと、新郎新婦はテーブルの配置や引き出物の発注などが進められません。

参加する場合、ご祝儀の準備期間が長ければ長いほど、選択肢が多くあります。

参加しない場合も、早めに意思表示をすれば新郎新婦の負担が少ないです。

出席返信後のキャンセル・ドタキャン

一度出席の意思を表明したのならば、万難を排して出席をします。

ドタキャンをされると、発注した料理や引き出物をキャンセルできないかもしれません。

とくに、ご祝儀が用意できないという理由でのドタキャンは、今後の付き合いを考えるほどのマナー違反です。

体調不良や身内の不幸など、やむえない事情で結婚式に出席できない場合は分かった時点で丁寧にお詫びを伝え、電報やご祝儀などでお祝いの気持ちを伝えましょう。

結婚式を欠席した場合のお祝いは?

結婚式を欠席する場合でも、お祝いをしたほうが良いです。

欠席の場合のお祝いの相場は、欠席の意思を伝えた時期と新郎新婦との関係で変わってきます。

招待状を受け取ってからの欠席は、口頭やSNS・DMだけでなく返信ハガキでも伝えましょう。

招待される前に辞退した場合

招待状を受け取る前に欠席を伝えた場合は、5千円から1万円がお祝いの相場です。

現金よりもプレゼントのほうが受け取ってもらいやすい場合もあります。

また、親しい仲ならば、食事をおごるというお祝いの方法もあります。

新郎新婦が招待状を送るよりも前に結婚式への招待を打診されたのならば、欠席の意思を早めに伝えましょう。新郎新婦は、招待状を用意する手間が省けます。

招待状を受け取ってから辞退した場合

招待状を受け取った後に欠席を伝えるのならば、ご祝儀は1万円が相場です。

返信期限内に返信したのならば、新郎新婦の負担はほとんどありません。

純粋にお祝いの気持ちとしてご祝儀を贈りましょう。現金ではなく、同額のプレゼントもおすすめです。

招待状の返信ハガキで欠席を伝える場合は招待状を受け取ってから1週間後くらいにしましょう。

期限ぎりぎりが良くないのはもちろんですが、即日返信すると「即決で欠席するほど、参加する気が無いのか」と思われてしまいかねません。

出席返信後にキャンセルした場合

出席返信後に欠席せざる得ない場合、時期と新郎新婦とのこれまでの関係によってご祝儀が変わってきます。

結婚式の1ヶ月以上前ならば、料理や引き出物のキャンセルができる場合が多いので、ご祝儀の相場の3分の1から半額くらいが妥当です。

結婚式まで1ヶ月を切っているのならば、料理や引き出物のキャンセルができない場合がありますので、相場のご祝儀を渡すべきです。

また、新郎新婦がかつて自分たちの結婚式に出席してくれていたのならば、少し多めに渡しましょう。

恥をかかないためのご祝儀マナー

ご祝儀の金額や渡し方にはマナーがあります。

結婚式はおめでたい場なので、縁起を大切にしましょう。

受け付けでのやり取りなどは、事前に練習をしておくと当日慌てずに済みます。

ご祝儀は奇数で

ご祝儀は「割り切れない」という意味で、奇数または10万円など切の良い金額が良いとされています(奇数でも9万円は避ける)。

偶数であっても2万円はペア、8万円は末広がりで、縁起が良いという考え方もあります。

偶数のご祝儀を包む場合は5千円を混ぜ、お札を奇数にするのもおすすめです。

「4」「9」の数字は避ける

「4」は死、「9」は苦を連想させるため、4万円や9万円のご祝儀は縁起が悪いです。

4万円分や9万円分のお祝いをしたいのならば、現金のご祝儀とプレゼントを組み合わせましょう。

おめでたい結婚式の場だからこそ、縁起の悪いものはできるだけ排除します。

新札を用意する

ご祝儀は、新札がマナーです。新札とは発行されてから誰も使用したことのない、綺麗なお札のことです。

理由は、2つあります。

  • 真新しいお金で、新郎新婦の門出を祝う
  • 前もって新札を準備するくらい「楽しみにしていましたよ」というメッセージ

新札は、銀行や一部の郵便局で両替してくれます。

結婚式会場によっては受付で両替してくれる場合もあるので、新札を用意できないまま当日を迎えてしまった場合は相談しましょう。

ご祝儀袋は金額に合わせて選ぶ

ご祝儀袋はシンプルなものから華美のものまで、さまざまな種類があります。

書店や文房具店、雑貨屋、通販などで購入できます。

水引が結び切りやあわじ結びで、「結婚祝い用」と書かれているものを選びましょう。

ご祝儀袋は、ご祝儀の額に合わせて選ぶと良いとされています。

ご祝儀袋に目安となる金額が書いてあるので参考にしましょう。

友人関係ならば、ご祝儀の額に関わらず華やかなご祝儀袋でお祝いの気持ちを伝えることもあります。

カジュアルなご祝儀袋もありますが、仕事関係や格式高い結婚式の場合は正式なものを選びましょう。

ご祝儀は袱紗(ふくさ)やハンカチで包む

ご祝儀は、渡す直前まで袱紗やハンカチで包んでおきましょう。

袱紗は、ご祝儀袋を汚さないためのものです。暖色系で、無地または縁起の良い柄が入っているものが良いでしょう。寒色系の弔事用の袱紗を使ってはいけません。

袱紗がなければ、大きめのハンカチでも代用できます。

ご祝儀を渡すタイミングと渡し方

ご祝儀は結婚式当日、受け付けで渡します。

  1. 袱紗を右、下の順で開く
  2. 袱紗の下からご祝儀袋を取り出す
  3. ご祝儀袋の下で袱紗を元の形にたたむ
  4. 右回しでご祝儀袋を回し、ご祝儀袋の正面を受け付けに向けて差し出す
  5. 「心ばかりのお祝いでございます」と言葉を添える

あらかじめ練習をしておくと、スムーズにできます。

ご祝儀袋を回す向きが逆の左になってしまうと、不祝儀の動作になってしまうので注意しましょう。

「ご祝儀が払えないから欠席」はありかなしか

ご祝儀が払えないことによる欠席については、新郎新婦との関係によります。

それほど親しい仲ではなく、義理もないのならば、借金や無理をしてまで出席する必要はありません。

欠席を伝えるときには「ご祝儀が払えない」ではなく、家庭や仕事の都合など、ぼかした理由にしましょう。

新郎新婦と親しかったり恩のある関係だったりするのならば、早いうちからできるだけのことをしてご祝儀を用意したり、事前に新郎新婦に事情を話したりしましょう。

それでも無理ならば、欠席します。

なによりも避けなければならないのは、ご祝儀なしでの出席です。

ご祝儀貧乏にならないためにできること

ご祝儀貧乏を回避するためには、日ごろの備えが大切です。

結婚ラッシュの時期や結婚式参列にかかる費用などをあらかじめ知っていれば、慌てずに済みます。

心と家計に余裕があれば、より新郎新婦を祝い、結婚式を楽しむことができますよ。

結婚式参列でかかる費用を把握しておこう

結婚式に参列するための費用は、ご祝儀だけではありません。

遠方の結婚式ならば、交通費や宿泊費がかさみます。女性の場合は衣装代に加えてネイルやヘアセット代などもかかります。

ネイルとドレスで1万円程度、ドレスは靴やショールなどを含めて3万円ほどになる場合が多いです。

しかし、ヘアセットやネイルを自分で行えれば、節約になります。

結婚式用のドレスも、レンタルすれば数千円です。飛行機や宿泊施設は早い時期に予約すると、割安で利用できるサービスもあります。

結婚ラッシュに備えて貯金しておこう

地域差はありますが、20代後半から30代前半までは結婚ラッシュの時期です。

とくに30歳前後は、覚悟しておきましょう。あらかじめ貯金をしておけば、ご祝儀貧乏を回避できます。月々のお給料やボーナスから積み立てておくのがおすすめです。

ご祝儀貯金があれば大切な人の門出を気持ち良くお祝いできます。

そして、自分に慶事が回ってきたときには、周囲から同様に祝福してもらえるはずです。

場合によっては結婚式の欠席も検討しよう

ご祝儀の捻出のために生活が立ち行かなくなってしまうくらいならば、欠席も選択肢に入れましょう。

欠席を伝えるときにはお祝いをする気持ちと招待してくれたことへの感謝をしっかりと伝えてください。

欠席の理由は、お金を理由にしてしまうと相手に不快感を与えてしまいます。

「所用」「やむえない事情」「家庭の事情」など、ぼかした伝え方をしましょう。

ご祝儀が払えないと悩まないために日頃から備えておこう

結婚式に招待されたのならば、ご祝儀は絶対に必要です。

友人関係ならば3万円が相場になります。

結婚式に参列するためにはご祝儀だけでなく、交通費や衣装代なども必要です。

日頃から冠婚葬祭に備えておけば、気持ちよくお祝いができます。

ご祝儀の捻出が苦しいときには家計を見直したり、副業をしたりなどがおすすめです。

招待状を受け取ってから当日までの期間を有効に使いましょう。

クレジットカードのキャッシング枠やカードローンはスピーディーで便利ですが、返済計画を立ててから利用してください。

また、結婚式は、ご祝儀の金額以外にもいろいろマナーがあるので注意しましょう。

しっかりと準備を整え、結婚式当日は心から祝い、楽しみ、素晴らしい思い出をつくってください。