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ホストの掛けを支払わなくていいケースってある?困った時の対処法は?

ホストの掛けを支払わなくていいケースってある?困った時の対処法は? お金が払えない
笑う男性

「ホストの掛けなんて払わなくていいでしょ!」なんて言ってる子がいたんだけどほんとかな?

笑う女性

掛けで飲んだら支払うのが当然ですが、場合によっては払わなくていいケースもあります!

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ホストの掛けで支払わなくていいケースとは?

ホストクラブで時間を楽しんでいるうちに、手持ちでは払えないほどの金額になってしまった。こんな場合、掛けにしてもらえることがあります。

中にはもっとあくどい方法で無理やり掛けにさせるケースも。

掛けとはいわゆる「ツケ払い」なので基本的には支払うのが当たり前なのですが、ケースによっては支払いをする必要が無かったり、減額の可能性がある場合もあります。

無理やり掛け呑みをさせられた

頼みたくもないのに無理やりホストに強要されるなどして、お酒を追加注文された!と言うような場合は支払いの義務は発生しません。

ですが、シャンパンタワーの横でアナタが嬉しそうに呑んでるような写真があったり、「追加は要らない」と言いながらでも追加されたお酒を呑んでたりすると、強要されたと言う意味合いが薄れてしまい、料金の支払い義務が発生する可能性があります。

借用書などがない

掛けをした場合は必ず伝票や借用書にアナタはサインをさせられるはずですが、こう言った書類がない場合は掛けの料金の支払い義務は発生しません。

とはいえ、相手はプロですから借用書にサインをさせないと言う事は、まずあり得ないでしょう。

ですが、ホストから言われた掛け金が自分の記憶と違った場合や、そもそも掛けをした覚えがない場合などは、返済の義務がなくなることや、減額に持ち込める事もあるので弁護士などに相談すると良いでしょう。

法外な利息を言われた場合

ホストの掛け金には利息が発生する事もあります。

借用書には利息についての説明も書かれているはずです。

もし、この利息が年利109.5%を超えているなら掛け金も利息も払う必要がなくなり、相手は出資法により罰せられます。

逆にホスト側に返金請求を求める事ができるので必ず弁護士に相談するようにしましょう。

また掛け金が

  • 10万円未満場合は年20%まで
  • 10万円以上100万円までは年18%まで
  • 100万円以上は年15%まで

利息制限法で決められているのでもし掛け金が10万円以下なのに利息が25%取られていたとしたら、上限を超えている5%分の利息を払う必要はなくなります。

笑う女性

出資法と利息制限法について詳しく知りたい時は金融庁のページをチェックしてみてください。

未成年であった場合

アナタがもし未成年であったら掛け呑みをするのに、親や後見人の同意なしに行った契約は取り消す事ができます。

ですが、ホストに成人であると嘘をついていた場合や、未成年であっても既婚者である場合は契約の取り消しはできません。

請求から5年以上経っている場合

ホストや店から5年以上掛け金の請求がされず、アナタが返済を行っていなければ支払いは時効となります。

ただ、あなたが支払わなかった掛け金は、ホストが店から請求されるのが一般的。つまりホストは自腹でアナタの掛け金を払っているわけで、5年以上一度も請求されないと言う事はまずあり得ないとは思いますが。

ホストが奢ると言った場合

「今日は俺のおごりだから!」なんて言われて呑んで店を出るときに、なぜか料金を請求されたり掛けにされた場合は支払う必要はありませんが、ホストが「奢る」と言った証拠がなければ成立しません。

もし、LINEやメールなどで「今日はおごりだから店に来て」なんて文面が届いていたら、絶対に消去は行わずに証拠として保存しておきましょう。

ホストでの掛け呑みトラブルを未然に防ぐには?

とんでもない金額を言われることのあるホストの掛け吞みですが、これを未然に防ぐにはアナタの気持ちの持ちようしか対策はありません。

掛けをさせてまで売上を上げようとするホストは、あなたのことでなく売上のことしか考えていません。そういった担当は避けるのがベスト。

あくまでも身の丈にあった予算内で楽しむことを前提に、気軽に掛けの利用をしないことです。クレジットカード利用も避けたいところです。それができないお店には近寄らないのが一番です。

そもそもそういうホストはアナタのことを店で自分のランクを上げるための道具としか思っていないのですから、掛けまでしてお金を使う必要はありません。

ホストからの強要による掛けトラブル対処法

暴力や脅しの場合は警察に相談する

ホストに掛け金を脅されたり暴力を振るわれて返済を迫られた場合は恐喝罪に、無理やり借用書を書かされた時には強要罪にあたります。

とはいえ、ホストが逮捕されたとしても、支払いの義務がなくなった訳ではありません。

支払いの義務については法律の専門家に相談しましょう。

支払いに関することは弁護士に相談

どのような経緯で掛けをすることになったのか、見に覚えがないとか、脅されたといったケースは弁護士に相談しましょう。

弁護士にホストの掛けを相談するメリットは、アナタが直接ホストやホスト店とやり取りを行わなくて済む点です。

支払うにしても、法外な金利をふっかけられる心配もなくなります。

ホストの掛けを放っておくとどうなるの?

ホストの掛けを払わずにおくと、しつこく連絡が来るのは当然ですが、その先はどういったことになる可能性があるのでしょうか。

自宅などにやってくる

借用書を書かされていれば、身分証などのコピーも取られていることでしょう。

身元がバレていますから、当然わかり得る限りの方法でアクセスしてきます。

借金してでも返すように要求してくる

ホストは自分が回収できればいいので、あなたにサラ金などでお金を借りてくるように指示する可能性もあります。

そういったところでもお金を借りられないとなれば、希望しないようなナイトワーク、たちの悪い風俗店などを斡旋して強制的に働かされるなんていうケースもあるのです。

債権回収業者に委託される

ホストの掛けを放っている方のほとんどは、ホストからの電話や連絡に出なかったり、中には引越しなどして何処かへ逃げている方もいるかもしれません。

そんな相手に手をかけていてはホストは仕事をする暇がありませんから、債権回収業者へ委託します。

債権回収業者はあらゆる法的手段をとってアナタからホストの掛け金を回収するでしょう。時には裁判沙汰になることもあります。

穏便に済ませたいなら、早く掛け金の返済を行うか弁護士に相談をするようにしましょう。

ホストの掛けを支払いたくてもお金が無い時は?

ホストの掛け金に納得して払いたいけど、お金がなくて払えない時はどうすれば良いのでしょうか?

親しかアテが無い場合でも、ホストに掛けだなんて、そんなお金を貸してくれる親はそうそうはいません。

もちろん貸してくれる友人もいないでしょう。

そこでカードローンに手をつける方も多くいらっしゃいますが、カードローンでお金を借りるのはちょっと待ってください。

法外な利息を言われた場合にも書いていますが、掛け金が10万円以上の場合は18%、100万円以上の場合は15%までの利息しかホスト店はつける事ができません。

カードローンの場合は利息がほぼ18%と決まっているのでホストの掛け金の利息より高くなり、さらに損をすることになる場合があります。

もしカードローンを使ってホストの掛け金を払うにしても、早期に完済できる場合には金利がつかないカードローン会社も多くあるので、そう言うサービスを利用してホストの掛け金を返済するようにすることをおすすめします。